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第2章-4 目・鼻・耳

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2章の暗記特訓ページだよ
暗記特訓のやり方のページを読んでから特訓してね

暗記特訓

■眼球
角膜と水晶体の間は【A】で満たされ、角膜に一定の眼圧を生じさせている。
透明な角膜や水晶体には血管が【B】、【A】によって栄養分や酸素が供給されている。

A房水 B通っておらず

■水晶体
水晶体の前には【A】があり、瞳孔を散大・縮小させて眼球内に入る光の量を調節している。
水晶体の形は近くを見るときは【B】、遠くをみるときは【C】。なお、この水晶体はその周りを囲んでいる【D】体の収縮弛緩によって厚みが変化している。

A虹彩 B丸く(分厚く)なり C平らに(薄く)なる D毛様

■網膜と視神経
網膜には光を受容する視細胞が密集している。視細胞は神経線維につながり、それが束になって眼球の後方で視神経となる。
視細胞の光を感じる反応には【A】が不可欠であるため、これが不足すると【B】が生じる。

AビタミンA B夜盲症(夜間視力の低下)

■疲労
合わないメガネやストレス、睡眠不足、栄養不良などの要因により、【A】的な目の疲れ、肩こり、頭痛等の【B】症状を伴うものを【C】という。

A慢性 B全身 C眼精疲労

■疲労2
目のかすみや充血、痛み等といった生理的な目の疲れを、【A】という。

A疲れ目

■鼻腔
鼻腔は粘膜で覆われ、【A】がある。
毛細血管が豊富に分布しており、さらに粘膜が薄いため傷つきやすく、【B】 を起こしやすい。

A鼻毛 B鼻血

■鼻の炎症
鼻粘膜の炎症が【A】にも及んだものを【A】炎といい、慢性のものは一般に蓄膿症と呼ばれる。
副鼻腔に入った埃等の粒子は粘液で捉えられ、線毛の働きによって鼻腔内へ排出されるが、鼻腔とつながる管は【B】ため、鼻腔粘膜が腫れると副鼻腔の開口部がふさがりやすくなり、副鼻腔炎を生じる。

A副鼻腔 B細い

■耳の構造と働き
耳は、聴覚情報と平衡感覚を司る器官で、①【A】耳、②【B】耳、③【C】耳からなっている。

A外 B中 C内

■外耳の構造と働き
外耳のうち、側頭部から突出して音を集める部分を【A】といい、そこから鼓膜まで音を伝える部分を外耳道という。
【B】には【C】があり皮脂や埃、老廃物などが混じって耳あかとなる。

A耳介 B外耳道 C耳垢腺

■中耳の構造と働き
中耳は、外耳道を伝わってきた音を内耳へ伝導する部分で、①鼓膜、②鼓室、③【A】、④耳管からなっている。
小さな子供は耳管が【B】くて【C】く、走行が水平に近いため、鼻腔からウイルスや細菌の感染が起こりやすい。

A耳小骨 B太 C短

■内耳の構造と働き
内耳は、【A】と、前庭・半規管からなっている。
【A】は渦巻き形の器官で、内部は【B】で満たされている。
前庭の耳石器官は水平・垂直方向の【C】度を感知し、半規管は体の【D】や傾きを感知する。どちらもリンパ液で満たされている。

A蝸牛 Bリンパ液 C加速 D回転

練習問題

ここからは練習問題だよ。耳の構造を覚えるのはちょっと難しいよね。それ以外は簡単だからさくっと覚えて解いちゃおう。

問1 目の充血に関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい 組合せはどれか。

目の充血は血管が( a )して赤く見える状態であるが、( b )の充血では白目の部分だけでなく眼瞼の裏側も赤くなる。( c )が充血したときは、眼瞼の裏側は赤くならず、( c )自体が乳白色であるため、白目の部分がピンク味を帯びる。

1a 拡張 b 強膜 c 結膜
2a 拡張 b 結膜 c 強膜
3a 収縮 b 強膜 c 結膜
4a 収縮 b 結膜 c 強膜

【正解2】

問2 次の記述は、目に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a涙液は、ゴミ等の異物や刺激性の化学物質が目に入ったときに、それらを洗い流す作用があるが、角膜に酸素や栄養分を供給する働きはない。
b水晶体は、その周りを囲んでいる毛様体の弛緩によって、近くの物を見るときには扁平になる。
c神経性の疲労、睡眠不足、栄養不良等が要因となって、慢性的な目の疲れに肩こり、頭痛等の全身症状を伴う場合を眼精疲労という。
d目が紫外線を含む光に長時間曝されると、角膜の上皮に損傷を生じることがあり、これを雪眼炎という。
  • 1(a、b)
  • 2(a、c)
  • 3(b、d)
  • 4(c、d)

【正解4】
a×涙液には、角膜に酸素や栄養分を供給する働きもある。
b×水晶体は、近くの物を見るときには「丸く厚みが増し」、遠くの物を見るときには扁平になる。
c〇
d〇

問3 次の記述は、耳に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

a外耳道の軟骨部には耳毛が生えていて、空気中の埃等が入り込むのを防いでいる。
b小さな子供では、耳管が太く短くて、走行が水平に近いため、鼻腔からウイルスや細菌が侵入し感染が起こりやすい。
c内耳は、鼓膜、鼓室、耳小骨、耳管からなる。
d聴覚器官である前庭と平衡器官である蝸牛の内部は、リンパ液で満たされている。
  • 1(a、b)
  • 2(a、c)
  • 3(b、d)
  • 4(c、d)

【正解1】
a〇
b〇
c× 内耳ではなく、「中耳」
d× 聴覚器官である「蝸牛」と平衡器官である「前庭」

問4 鼻及び耳に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。

aにおいに対する感覚は、非常に鋭敏であるが順応を起こしやすく、同じにおいを継続して嗅いでいると、次第にそのにおいを感じなくなる。
b副鼻腔に入った埃等の粒子は、粘液に捉えられて線毛の働きによって鼻腔内へ排出される。
c内耳にある鼓室は、耳管という管で鼻腔や咽頭と通じている。
d中耳は、聴覚器官である蝸牛と、平衡器官である前庭の2つの部分からなる。
  • 1(a、b)
  • 2(a、c)
  • 3(b、d)
  • 4(c、d)

【正解1】
a〇
b〇
c×内耳ではなく「中耳」
d×中耳ではなく「内耳」

問 5 目に関する記述のうち、正しいものの組み合わせを1つ選びなさい。

a水晶体は、その周りを囲んでいる毛様体の収縮・弛緩によって、遠くの物を見るときは丸く厚みが増し、近くの物を見るときには扁平になる。
b視細胞が光を感じる反応にはビタミンⅮが不可欠であるため、ビタミンⅮが不足すると夜間視力の低下(夜盲症)を生じる。
c結膜の充血では、白目の部分だけでなく眼瞼の裏側も赤くなる。
d涙器は、涙液を分泌する涙腺と、涙液を鼻腔に導出する涙道からなり、涙腺は上眼瞼の裏側にある分泌腺で、血漿から涙液を産生する。
  • 1(a、b)
  • 2(a、c)
  • 3(b、d)
  • 4(c、d)

【正解4】
a×「近く」の物を見るときには丸く厚みが増し、「遠く」の物を見るときには扁平になる。
b×ビタミンDではなく、「ビタミンA」
c〇
d〇

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