登録販売者試験の合格率を、都道府県別で過去3年分を一覧にして解説します。2024年に試験を受ける人は、自分の県の近年の傾向を知っておきましょう。
私の独断と偏見による、2024年の私の予測もつけておきます。
2021~2023年度 年度別・都道府県別・合格率一覧
過去3年分の都道府県別の合格率を以下の表にまとめました。
黄色:合格率40%未満
オレンジ:合格率30%未満
高知県に注目、かわいそうすぎる…
中でも注目は高知県です。
合格率が52.4%⇒29.8%⇒21.4%
というように、年々の絞られ具合がえげつないですね…
合格率トップの55.2%の群馬県から-33.8%も下回っています
でも高知県だけが特別ってわけじゃないよ
高知県は中国四国エリアに属し、このエリアは試験問題が共通しています。
そして一覧から、中国四国エリア全体で合格率が下がっていることが明らかです。
つまり、中国四国エリアの試験問題の難易度が上がったことが考えられますね。
2023年度に難易度の高かった県は?合格率ワーストランキング
2023年度最新の合格率を、低いもので並べると以下の通りです。
- 高知県 21.4%
- 香川県 24.9%
- 愛媛県 25.3%
- 鳥取県 26.3%
- 岡山県 28.1%
- 島根県 28.2%
- 山口県 29.7%
- 広島県 30.7%
- 福井県 33.8%
- 関西広域連合34.4%
- 沖縄県 39.5%
- 秋田県 39.7%
中国四国エリアが上位を占めているほかに、関西広域連合、福井県などが10位に入っています。
2024年度の難易度予想
ここからは私の独断と偏見による2024年の予想です。
私の予想では
中国四国エリア➡ 難易度が下がる
北海道➡ 難易度がやや上がる
九州➡ 難易度がちょっと上がる
その他のエリア ➡2023年度と変わらず
予想を数値化するならば
こんな予想です。
独断と偏見ですよ??
中国四国エリアの試験問題を作成した担当者は、きっとこう思っているでしょう。
「あ、難しくし過ぎたかな。全国平均から乖離し過ぎててちょっとやばいかも…」と。
(あくまでも私の想像の中のセリフです)
県ごとの試験といえども、合格したら全国どこでも従事者登録できるわけですから、試験の難易度の差が開きすぎることは、きっと議題に上がるはずだと思うんです。
だから、中国四国エリアは2024年は難易度がちょっと易しくなると予想しました。
北海道と九州は、ここ2年ほど安定してたので、そろそろ変化がありそうかなと予想です。
今年度も無事に試験が実施されますように。
たくさんの登録販売者が生み出されますように。