病気

【バセドウ病】ほとんどのかぜ薬が併用できないその理由は?

これだけは覚えよう

・バセドウ病は甲状腺機能亢進症である
・甲状腺の腫れや眼球突出、頻脈のほか、多彩な全身症状を呈する
・甲状腺機能が安定していない場合は、ほとんどのかぜ薬が併用できない

 

少年A
少年A
そもそも甲状腺って何なの?
ぽかりのみ
ぽかりのみ
ざっくり言うと、甲状腺とは喉のあたりにある内分泌腺で、甲状腺ホルモンを放出しているよ。
少年A
少年A
その甲状腺ホルモンって何してるの?
ぽかりのみ
ぽかりのみ
甲状腺ホルモンが放出されているおかげで、我々は体温を維持できたり、血糖値を上げたり、身体や脳を成長させることができるんだ。我々が生きていく上で必要不可欠なものなんだよ。

 

甲状腺ホルモンの放出量は、脳によって厳密に調整されています。
適切な量が放出されていることが生体維持に大切であり、放出量が多過ぎても少な過ぎても病気になります。
この放出量が多過ぎる病気をバセドウ病といいます。

バセドウ病は20~40歳代の女性に好発します。
バセドウ病の症状として有名なのが、「甲状腺の腫れ」「眼球突出」「頻脈」で、これら3症状をメルゼブルクの三徴といいます。
そのほか、体重減少や手指振戦、発汗、全身倦怠感、下痢、動悸などの様々な全身症状を呈します。

 

バセドウ病の治療法

抗甲状腺薬の投与により、甲状腺ホルモンの過剰放出を抑えることで、放出量の調整を図ります。

これで効果が見られない場合、手術や放射線治療が用いられることもあります。

 

登録販売者が気を付けたいこと

接客のときに「バセドウ病で治療中です」と言われたら、エフェドリンなどの交感神経を優位にする成分が配合された薬に注意しましょう。

甲状腺ホルモンは交感神経を刺激するホルモンであり、バセドウ病はこの甲状腺ホルモンが大量放出されている疾患です。

ここにエフェドリンが入ってしまうと、さらに交感神経を刺激してしまいます。

かぜ薬系の接客の際は要注意です!

投薬で甲状腺機能が安定している場合は一応併用可能となっているため、「相談すること」に記載されています。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です